今まで楽しく行っていた習い事なのに、行くのを嫌がって泣いてしまい困ってしまった、なんてことありませんか?
子供の涙を見てしまうと、ついつい辞めさせるべきか?なんて考えてしまい判断に迷ってしまうママさんもいるのでは?
そこでこの記事では、子供が習い事を嫌がる理由を探り、やる気を引き出す魔法の方法を解説していきます。
この記事を読めば、習い事が大好きになり、子供もママも笑顔が絶えない日々になるでしょう。
子供が習い事を嫌がるのはなぜ?
子供に習い事をさせている家庭で、最も多いのが3歳からスタートしたという家庭が最も多いです。
3歳から習い事を始める子供は20%程度いるとされていますが、0歳から2歳の間にスタートしている子供も30%を超えます。合わすと50%の子供達が3歳までに習い事をスタートしているのです。
3歳児神話では「子どもの成長において、特に脳の発達においては、3歳までの時期が非常に大切である」という説まであるように、「3歳」というキーワードの起因にもなっているようです。
そこで今回は、3歳児の子供達にスポットをあてていきます。
生理的欲求の影響
習い事をはじめる前の、子供の行動サイクルを思い返してみましょう!
例えば、今まではお昼寝の時間だったり、ちょうどおやつの時間だったりとタイミングが同じような時間帯だとしたら・・?
習い事が終わり、帰りの車の中でお腹ぺこぺこ、そのまま寝てしまう事はないですか?
子供は環境の変化にとても敏感ですよ!
興味がない・やりたくない
たくさんの事に興味を持ち、自我が芽生えたこの時期は好き嫌いがはっきりしてきます。
本当は習い事より、「もっと友達と遊んでいたい」「面白くない」など、無理やりやらされていると言いがちに。
また、やってみたら思っていたのと違った、なんてことも良くある話です。
友達との人間関係
家族と一緒か一人遊びがあたり前だったのに、習い事をはじめると自分以外の子との関わりが増えていきます。
当然のように仲の良い友達ができる事もあれば、気が合わずに喧嘩になってしまう事も・・。
楽しいはずの習い事が、友達との関係に馴染めず、いつの間にかストレスに感じていることも考えられます。
子供と先生の相性が合わない
多くの子供が言いがちなのが、先生のことが嫌いという問題ですね。直接指導を受ける立場でないママとしては、実際どうなのか理解できず難しいですよね。
ただし、褒めて伸ばすタイプか、厳しく指導するタイプかというのは、教室やクラブの方針にもよります。
我が子にあった先生、教室やクラブなのか、見極めは非常に大切かもしれませんね。
上達しない・結果が出ない
習い事をはじめると、必ず一度は経験するのが「上達しない」「なかなか結果が出ない」ではないでしょうか。
知らず知らずに自分と周りを比べてしまい、なかなか上達しないのは、自分でも分かりやすいポイントでもあるので、子供なりに傷ついている事が多いです。
特に男の子は、女性であるママに「カッコ悪いところは見せたくない」という子も少なくありません。
子供の習い事を始めるタイミングは以下のページで紹介しています
・子供の習い事はいつ頃からが良いの?始めるタイミングを詳しく解説!
やる気を引き出す魔法の方法
習い事を嫌がる理由がたくさん出てきましたね。
もっと深掘りするとこれでもか!というくらい、まだまだ出てきます。
でも、ちょっとした方法や声かけで子供はやる気を出してくれます。
では、その方法を紹介していきます。
習い事と楽しい事を関連付ける
楽しい事を関連付けることで、とても興味を持ってくれます。
テレビやスポーツ観戦、動物園など、子供が興味を持った事を習わせてみたい事に関連付けていきましょう。
例えば、将来の夢が「水泳選手になりたい」という子には「プールに行ったらいっぱい友達できるね〜!」とか「上手に泳げるようになったら、海でも泳げるようになるよ!」など、とにかく子供が楽しいと思う事と関連付けてみましょう。
すると、子供はどんどん「興味」を持っていきます。
褒めてやる気を引き出す
先ずは、パパやママと簡単な練習をしてみましょう。
プールの更衣室でお着替えの時に自分で服を脱ぐ事を促し、「え〜?自分ひとりでお着替えできるの?」や「すご〜い、お水に顔をつけれるんだぁ〜!」など、どんどん声かけをして下さい。
「すごいね〜、そんな事もできちゃうんだね〜!?」という言葉は、子供にとって魔法の言葉なんです。
パパやママに褒められた子供は、やる気満々になり凄いスピードで成長していきます。
お手伝いや、身の回りのことなど上手にできた時も必ず「ありがとう!そんな事もできるんだね?」と声掛けして下さい。
すぐ通わせないで焦らす
パパやママにたくさん褒められ、興味とやる気を最大限に引き出したタイミングで「ここに通ったらもっと上手に泳げるようになるよ!」などと声かけします。
子供の「スイミングスクール行きたい!」という言葉を聞いてもグッと堪えて下さい。
ここで子供のやる気をさらに引き出します。
そして、たまにスイミングスクールの事もお話しします。
それでも「行きたい」と自分の意思で「動機」を持つことが大切になります。
いよいよ習い事のはじまりです。
レッスン後の心と体のケア
ものごとにチャレンジするときは、失敗がつきものです。
どんなに失敗しても、良かったところだけを褒めてあげて下さい。
「あれができてカッコ良かったよ!」「こんなこともできるようになったんだね!」と、これでもか?ってくらい褒めてあげると、「またカッコ良いところママに見せたい」と、さらにやる気に繋がっていきます。
習い事にもよりますが、スポーツをした後には、大人が思っている以上に体の疲労が残っています。
そんな時には、ベビーオイルなどを使用し、ハンドマッサージをしてあげると効果的です。
疲れた後のマッサージは、パパやママの愛情が伝わる魔法の施術です。
是非試して下さい。
競争心を煽る
兄弟や習い事に通う上級生みたいになりたいと思うようになります。
そんな時には、今まで以上に上達している子に「そんな事までできるようになったの?お兄ちゃん(お姉ちゃん)みたくなったね!凄いじゃん」と抱き締めてあげます。
すると「こんな事もできるんだよ!」とノリノリで俄然やる気を出します!
さらに、「パパやママじゃもう敵わないかも?今度競争してみようか?将来はオリンピックに出ちゃうかもね!」なんて冗談の中に競争心をもたせる言葉をかけてあげると、ビックリするほど、本気を出してくれます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
何かをはじめる事は、子供にとって沢山の情報を頭にインプットする機会です。
情報が沢山あるという事は、子供の将来の選択肢が増えることにも繋がります。
「いろんな事をやってみたい、知りたい」そのきっかけを作るのが親の役目ではないでしょうか!
子供たちの可能性は、無限大です。