子供の成長を見ていると、色々な事を経験させてあげたいとの思いで、習い事を検討するパパやママが多いと思います。
子供の頃に経験したことは、きっと将来の選択肢の幅を広げることになるでしょう。
そこで気になるのが、習い事はいつ頃から始めるのが良いのか、気になるところです。
この記事では、子供が習い事を始めるタイミングを詳しく解説していきます。
子供の習い事はいつ頃から?
子供が習い事を始めるタイミングは、その家庭により様々です。
子供がある程度の事を自分でできるようになり、母子分離の習い事ができるようになるのは、幼稚園に入学した3〜4歳頃と言われています。
また、5歳以降で習い事を始めるときは、就学したタイミングが多いようです。
幼少期の子供は、新しい環境に飛び込むとことは、とても良い刺激になります。
また、スポーツなどで積極的に体を動かすことで、身体能力の向上も期待できるでしょう。
どれくらいの頻度で通っているのか?
1週間に1〜2日だと家族との時間、友達と遊ぶ時間も作れるので、良いペースだと思います。
習い事の頻度が増えると、子供の時間的制約が増えてしまします。
そうなると当然、子供が自由に遊べる時間も少なくなってしまうでしょう。
遊びの中から経験を積ませ、人との関わりを通じ覚えていく事はたくさんあります。
なるべく子供の負担にならないように、心掛けていきましょう。
習い事をはじめるタイミング
習い事には、スポーツ系や文化系、それに勉強系といろんな分野に分かれます。
そこで、近年人気の習い事をピックアップしてみました。
水泳
水泳は、常に習い事の人気ランキング上位に入ってきます。
ベビースイミングでは、首の座る時期(4ヶ月頃)から始めることができますが、その際には親の付き添いが必要になるでしょう。
自分でお着替えができる、3〜4歳頃から始めるのが多いようです。
水泳は、ぜんそくの子供の体力作りなど、水泳は「基礎体力・心肺機能」を鍛えるには、とても大きな魅力を感じるスポーツです。
全身を使っての運動であり、左右同じ動きをするため、筋肉のバランスが非常に良く発達します。
体の「バランス力」は、他のスポーツをするにも大事なポイントになるので、幼児期から身につけておくと良いでしょう。
野球
野球の人気は、とても根強いですね。
野球は「投げる、取る、打つ、走る」と、他のスポーツより求められる動作が多く、「身体能力」の向上に、最適のスポーツと言えます。
また、チームプレイにより「協調性」が育まれ、ポジション毎の与えられた役目を果たすことで、「責任感」も生まれるスポーツです。
そんななか、多くの野球チームが、小学4年生の時が良いタイミングだと考えているようです。
身体能力や精神的にも成長し、野球のルールをちゃんと理解してプレーを楽しめるようになるには、9歳から10歳ぐらいの子どもだと考えられているからです。
サッカー
男の子に大人気の習い事のひとつがサッカーです。
幼児期から始められるコースを設けているサッカースクールでは、一般的に3歳から募集をしているところが多くみられます。
しかし、練習に参加するための基礎体力や、友達と一緒に活動するための協調性が必要となってくるため、実際には幼稚園・保育園の年長や、小学校に通い始める頃から始めることが多いようです。
サッカーは、運動能力だけではなく「コミュニケーション能力」も必要となるため、実際は年長さんや就学のタイミングで始めることが多いようです。
相手チームや自分のチームの選手の動きを観察し、瞬時に判断しなければならないので、「観察力・判断力」が身に付きます。
ダンス
ダンスは、平成24年から中学校の必須科目となりましたが、親の世代にはなかった科目であり、馴染みもなく自分たちで教えるのは、非常に困難です。
そういった理由もあり、子供たちが授業で対応できるよう、ダンスを習い事に選ぶのが増えているようです。
ダンスは、音楽に合わせ「リズム感」を養い、体全体を動かすことができるので、体の使い方を養うには、ぴったりのスポーツです。
一般的には言葉を理解し、音楽に合わせて体を動かせるようになる3歳から受け入れるスクールが多いようです。
ピアノ
男女ともに不動の人気を誇るピアノですが、その魅力は、音楽に触れることで「感性」が磨かれることです。
楽譜を見ながら両手で鍵盤を叩く動作は、同時にいくつもの動きを求められるので、脳を刺激し「判断力・集中力・思考力」が向上すると言われています。
リズム感を養い想像力を育てようとするなら、なるべく幼い年齢がおすすめです。
3歳までの子どもは、急速に脳が発達する時期と言われています。
ピアノなどの楽器に触れることで、脳によい刺激を与えることができます。
英会話
小学校で必修科目になったこともあり、0.英会話の人気は止まることを知りません。
現在習っていなくても、これから習わせたいと思う親も多いようです。
学校での英語の授業となると、中には苦手意識を持ってしまう子供もいるとか。
幼児期から英会話を楽しく学び、身近な環境にすることで、英語に対する意識をポジティブな方向に進むことができ、結果として「英語力」の向上につながっていきます。
音学や遊びなど、動きのなかに英語を取り入れると、無理なく楽しみながら習得していけるでしょう。
プログラミング
2020年、ついにプログラミング教育が小学校で必修化されました。
それに伴い習い事に選ぶのが増えてきているようです。
プログラミング教育が必修化する背景には、「順序を立てて考え、試行錯誤し、ものごとを解決する力」を養うための教育と捉えれば良いでしょうか。
コンピュータを受け身ではなく、「積極的に活用する力」や「プログラミング的思考(論理的思考力)」の習得につながると期待されています。
気になる、始めタイミングですが、プログラミングを始める年齢は早ければ早いほど有利とされています。
早い時期から始めるとその分、勉強に費やす時間が増えるので、より深く知識を習得するのが可能になってきます。
習い事を選択するポイント
子供の事を考えると、習い事にはたくさんの種類があり、何を習わせるべきかとても迷ってしまします。
そこで、習い事を選択する時のポイントについて下記にまとめてみました。
子供に「興味関心」を持たせる
親として子供の長所を伸ばしてあげれるものを選択したい気持ちが当然だと思います。
しかし、親の思いとは裏腹に子供に「興味関心」がなければ、全く意味のないものになってしまうでしょう。
そこで有効なのが、習い事と楽しい事を関連づける方法です。
子供が楽しいと思うことと関連付けることで、子供は「興味関心」を持ちはじめます。
子供の「興味関心」が高まり、習い事をしてみたいと自分で「動機付け」できることが、最大のポイントになるのです。
子供のやる気を引き出す魔法の方法の紹介は下記へどうぞ!
・子供が習い事を嫌がるのはなぜ?やる気を引き出す魔法の方法とは!
親は子供のサポーター!
子供に習い事を薦めたものの、親にかかる負担までは、想像していなかったという声が少なくありません。
特に共働きの親の場合、ママの負担が大きくなる事が多いです。
パートから帰り、直ぐに習い事の送迎、帰宅してからの夕飯の支度など、かなりの負担がかかるのが事実です。
ですが、サポーターの支えがなければ、子供習い事は成り立ちません!
子供も含め、どうすることで負担を軽減できるのか、家族で、もしくは祖父母も含め家族会議を行い、工夫していくことが無理なく長続きする秘訣だと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
近年、子供の習い事は、「友達もやってるから、自分もやって当たり前」と言うような、無関心な習い事が多いようです。
習い事には、それぞれの特徴があるという事をちゃんと理解したうえで、どの年齢でも「興味関心」を引き出し、本人の「動機付け」ができた時が、本人の背中を押してあげるタイミングではないでしょうか。
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